台湾留学3ヶ月でTOCFLを受けた結果
TOCFLを受けてみた
台湾留学を始めてはや3ヶ月が経ちました。
台湾に来てから勉強を始めた私ですが、自分の中国語力を測るいい機会と思い、本日TOCFL(BandA)を受けてみました。
当日の朝
私の1日は12時から始まりました。試験が始まるのは13時から、、
やばい、、、。
昨日徹夜で試験勉強していたのが仇となってしまいました(youtubeでドラマ見ていた)。
幸い試験会場は近かったため、急げば間に合うと思い、すぐさま家を出てyoubikeで試験会場に向かいました。
自動販売機の罠
無事開始10分前につくことに成功!
しかし、暑いし、飲まず食わずで来ているため何か買いたい。そんな時、近くに自動販売機を発見!
安心したのもつかの間、すぐにある事に気づく。
あれ?悠遊卡も100元札も使えない!!
小銭をあるだけかき集めると22元。ギリギリ水が買えました。
今まで20元で水買うなら23元のお茶買うわ!水買う奴の気持ちがわからん!
と思っていたのですが、こういう時のために自販機の水はあるのだと思いました。
そして意気揚々と試験会場へ。
空腹、そして尿意との戦い
諸注意やパソコンの使い方の説明がひとしきり終わり、試験が始まりました。
始めはリスニングです。
え、めちゃくちゃ簡単じゃない??
そう思いました。しかし、それは最初だけで徐々に問題の難易度は上がっていき、そのうちお経のような文章を話すようになりました。
さらに、それに追い打ちをかけるようにお腹が痛くなってきました。
そう、水をがぶ飲みしたせいでお腹が冷えてしまった事と空腹があいまって腹痛に襲われました。
しまいにはトイレに行きたくなる始末、試験前にトイレを済ますなんて小学生でもできることが出来ず、無念に打ちひしがれました。
そんな時、
頭の中でそう聞こえた気がしました。
そうだ、諦めてはいけない。私にはやり遂げなければいけないものがあるんだ。
どんなに辛くても(そんなに辛くない)、叶えたいもののために(たかが試験)、最後まで頑張らなければならないんだ!!(おしっこ我慢)
そうして120分の死闘が終わりました。
結果
TOCFLは試験が終わったらその場で結果がわかるシステムです。
便利ですね。
早速結果を確認してみると、
リスニング→60点/80点満点
リーディング→80点/80点満点
という結果になりました。
予想していた通りなのですが、リスニング力が足りていない事を痛感いたしました。
ともかく、合格ラインには乗れていて良かったです。
参考までにTOCFLのレベルに関しての資料を添付しておきます。
TOCFLのレベルに関して
TOCFLの試験構造は、台湾華語の能力を、3クラス6レベルに分けています。3クラスはそれぞれBand A、Band B、Band Cに分けており、さらに各クラスは試験の成績によって更に2つのレベルに分かれ、全体としてLevel 1、Level 2、 Level 3、 Level 4、 Level 5、 Level 6の6つのレベルに分かれています。
他の中国語検定との相関表
感想
とりあえず合格することが出来て安心しました。
おしまい。
【簡単!5分で出来る!】勉強前にする学習効果を高める方法
みなさんは勉強する前に何を考えていますか?
実は何も考えずに勉強を開始するよりも、あることをするだけで簡単に
学習効果を高めることが出来る方法が存在します!
今回はそんな魔法のような方法について書いていきます。
そんな胡散臭いセールスみたいなことを言われてもと思った人はいると思います。とても簡単なことなのでもしかしたら、無意識にやっている人もいるかもしれません。しかし、意識することでより効果的に使うことができます。
開始前に質問をする
「勉強開始前に質問をする」
たったこれだけで学習効果が高められることが脳科学の実験において立証されています。
「質問をする」ということは自分の現在わからない点、疑問点を明らかにすることで、これにより学びの方向性を決めることができます。
ある研究において、従来の記憶方法で単語を暗記するグループと、暗記を開始する前に5択問題を受けたグループに分けて学習を行いました。
翌日にどれだけ記憶できたかについて確認テストを実施したところ、事前にテストをしたグループの方が10%〜20%も高得点を取るといった結果になりました。
このことからまだ勉強していない事柄を、
「質問してから勉強する」だけで学習の方向性が定まり、
記憶効率が大幅にアップするのです。
どういう質問?
では具体的にはどのような質問をすれば良いのでしょうか。
自分自身に質問する
ここでいう質問というのは、他者からの質問でも良いですが、
「自分で自分に質問する」
だけでも脳は活性化し必要な情報を集めてくれます。
例えば語学の授業を受ける前に、自分はこの授業を通して何を得たいのかを自分に質問します。そして自分はこの単語や文法の使い方がわからないから授業を通して理解できるようになりたいと考えます。それだけで何もしない場合と比べて学習効果が高まるのです。
すなわち、自分が何を一番学びたいのか?を自分自身に質問することで、その内容に注意が向くようになるのです。
これらは脳の選択的注意という構造が関わっています。
選択的注意とは?
カクテルパーティー効果
有名な例として
「カクテルパーティー効果」というものがあります。
これは、たくさんの人がいるパーティー会場、中はとても騒がしい状況であるが、ふと周りから自分の名前が聞こえた時、それに対して敏感に反応してしまうという現象です。
人混みの中でも自分の名前や自分の興味のあるキーワードは自然に聞き取ることができます。
このような自分の興味のあるものに対しての脳の優先的な反応のことを
「選択的注意」といいます。
この選択的注意を適切に使うことで効果的な学習ができるようになります。
学習前に質問し、自分の興味のあるキーワードを作っておくことで、選択的注意を使うことができます。そして、選択的注意を使うことで学習効果を高めることが出来るのです。
(参考)
学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑(著)
州崎 真弘(2016), 『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』, 青春出版社
【一人でもできる!】脳科学を応用した効率の良い勉強法〜インプットとアウトプットに着目して〜
前回効率の良いアウトプットに関しての記事を書きました。
↓前回の記事↓
taiwanryuugakuki.hatenablog.com
今回はその続きということで、インプットとアウトプットの割合はどの程度が良いのかと、一人でもできるアウトプットの方法に関して述べていきます。
インプットとアウトプットの黄金比
前回までのブログで、アウトプットの重要性は理解してもらえたとは思いますが、アウトプットを行うためにはインプットが必要です。
では、インプットとアウトプットのバランスはどのようにすれば良いでしょうか。
答えはインプット:アウトプット =3:7
つまり、覚えること(読む、聞く)と使うこと(話す、書く)の比率を3:7にするのが望ましいのです。
コロンビア大学の実験でプロフィールを暗唱するというものがありました。対象は小3から中2までの子供達で、与えられた時間は9分間でした。
その中で、「覚える時間」と「使う時間(テストをする時間)」割合を対象のグループごとに区別し実験が行われました。
最も高い結果を出したのは、30%〜40%をアウトプットする時間に当てたグループでした。この結果から、インプットの2倍以上の時間をアウトプットに費やすことで効率の良い学習ができるということが分かります。
別の実験では、インプットとアウトプットの比率を三つの段階に分けて、
「基礎期は5:5、応用期は3:7、直前期は1:9」と考えています。
勉強を始めたての頃は、5:5で同じくらい、慣れてくると3:7、テスト直前などには1:9の比率でインプットとアウトプットを行うことで良い結果に繋がるというものです。
人間の脳はインプットすることで一時的に記憶することは出来るが、アウトプットすることでその記憶が定着する仕組みになっているのです!
テストで良い成績を残したいと考える方は、ぜひこれを参考にアウトプットの割合を調整してみてください!
一人でできるアウトプット方法
黄金比はわかったが、実際アウトプットを2倍以上にするのってしんどくないですか?
以前、アウトプット方法として人に教えることや、説明することが効率的であると述べました。自分で勉強するより、人に教えている時間を長くするなんて簡単ではありません。
また、日本人に多いのが暗記を完璧にしてから問題集を解くといったインプットを重視するパターンです。これは完璧主義で心配性な日本人特有の性格によるものです。
一度、自分の学習方法を振り返ってみてください。
おそらくほとんどの方が、勉強というとインプットの方を重視していると思うはずです。問題集を解いたり、試験をしたり、人に説明したりする時間を倍以上とっている方は少ないことと思います。
このようにアウトプットするにあたり、そのハードルの高さが懸念されます。
なので今回は、一人でも簡単にできるアウトプットの方法を紹介いたします。
ノートに書く
え?それだけ?と思うかもしれませんが、これも立派なアウトプットの一つです。
例えば学校の授業やセミナーに参加したときのことを思い浮かべてください。
授業の内容をまとめるのがノートですが、大事なのは授業を聞いて得た「気づき」や「疑問」を書き留めることです。そして自分だったらどのように説明するか考えながらノートをとることです。
実際に誰かに説明しなくとも、そのような意識を持つことでインプットに対する姿勢も向上します。
覚えるために記憶するのではなく、誰かに説明するために、自分が話している状況をイメージしながら学習することで、ただ勉強するときと比べて格段に集中して学習することが出来ます。その結果、自ずとインプットも向上します。
話せない、説明できないというのは、理解できていないことです。逆に説明できるというのは理解できているということであり、自分の知識として落とし込めているということです。
より効果を上げるには、次に紹介する忘備録ブログを書くことが有効です。
忘備録ブログを書く
ブログの良いところは、不特定多数の人に発信ができる点です。第三者に伝えることでコメントをもらうなどのフィードバック効果が期待できます。
こうした「反応」を受け、次のアウトプットで改善することで成長します。
また、誰かに見られる可能性があるため、ミスがないか、きちんと伝えたいことが伝わっているかどうかを何度も確認すると思います。
誤った情報を発信できない責任感があるからこそ集中して書くことが出来るのです。
SNSを使う
自分の意見を伝えるツールの一つにSNSがあります。例えば、ツイッターは140字以内で自分の感じたことを伝えるツールであるので、いかに少ない字数でコンパクトに相手に伝えるかの良い訓練になります。
動画を撮る、もしくはYouTubeに投稿する
ブログを書く時間がない方はこちらがおすすめです。自分の話している、説明している姿を客観視できるため、理解できている点とできてない点の区別が付きやすいです。
またブログと同じで、YouTubeに投稿することで第三者からのフィードバックを受けることが出来るのでより効果的になります。抵抗がある方(私も含め)スマホで動画を撮るだけでもだいぶ違います。
頭の中で図式化する
夜寝る前などに、今日学んだことを頭の中で反芻してみましょう。その際に意識することは図式化することです。
ノートに自分の脳を仮定した楕円をひとつ描き、そこに今日学んだことを思い浮かべながら箇条書きするのです。
楕円が100%埋まったら、それが今日のあなたの頭のなか。睡眠が脳をリセットすると考えて、また翌日、同じように自分の頭のなかを描いてみてください。とても効果的なアウトプット習慣で、確実に学んでいることも実感できます。
まとめ
インプットとアウトプットはバランスを考えながら行うことが大切であり、誰かに説明する以外にもアウトプットの方法があるということを伝えたくてこの記事を書きました。質問やコメントなどございましたらぜひお願いします!
【これからの学びを効率よく】中国語勉強法その2
前回に引き続き、心理学や脳科学を応用した効率の良い中国語勉強法を紹介していきます。↓前回の記事↓
https://taiwanryuugakuki.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010646/entry/2019/05/14/134913
また、中国語を学びたい方だけでなく、何かを勉強したい・成長したいと思う人全員に役に立つ内容であると思うので是非参考にしてもらいたいです。
効率の良いアウトプット方法
前回アウトプットとは何か、アウトプットを出来るようになるとどんなメリットがあるのかに関して述べました。今回は、実際に 効率の良いアウトプット方法について書いていきます。
①二週間に3回アウトプットを行うべき。
心理学者ヘルマン・エビンスの忘却曲線によると、復習を重ねることにより記憶の定着率は格段に上がることが立証されています。
この図でよくある誤解は、記憶率を表しているのではなく、節約率を表しているという点です。つまり1時間で56パーセントを忘れ、1日で70パーセントを忘れるという図ではないということです。
冷静に考えてみてください。
昨日の夜ごはん何食べたっけ?であるとか今日の一限の授業はどんな内容だったっけ?といったことをその日や次の日に忘れることはないですよね。上記の誤解はおかしいと感覚的にわかります。
節約率とは一度記憶した内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な時間(または回数)をどれくらい節約できたかを表す割合です。
つまり、1日前に学んだことを記憶し直すまでに70%の時間で済む(30%節約できる)ということです。
次に定期的に復習した場合の節約率に関してです。
この図を見るとわかるように、回数を重ねるごとに曲線が緩やかになっています。要するに、何度も反復することが記憶の定着に一番の近道であるのです。
では、どれくらいのペースで復習をすれば良いかですが、
当日、3日以内、2週間以内
最低限この三回はすると効果的です。
二週間で3回以上アウトプットすることで、長期記憶になりやすくなります!
②インプットとアウトプット、そしてフィードバック。
二週間で3回アウトプットすれば良いことは分かったけど、アウトプットするにはインプットが必要じゃない?という人がいると思います。
その通りです。インプットとアウトプットはセットです。
テキストを読む、授業を聞くといったインプットを、ノートにまとめる、問題を解く、人に説明するといったアウトプットにする作業を繰り返すことが重要です。
しかし、闇雲にアウトプットを重ねるだけでは、1度目と変わりません。ですので、アウトプットをした後にフィードバックする必要があります。
これはできれば他者にしてもらうことが望ましいです。第三者からの客観的な意見を挟むことで、自己の足りない点を明らかにすることができます。
しかし、いきなり他者からの評価を受けるというのに少し抵抗がある人もいると思います。
そういう方は自分なりに反省点を思い返してみるのも良いでしょう。大事なのは自分の結果から「考える」ことで、「考える」ことで次のステップにつながります。
このように、インプットをアウトプットに変える、さらにフィードバックをして次のインプットに繋げるといったサイクルを続けていくことで、人は改善し成長することができます。
まとめ(次回予告)
今回は、二週間に3回以上のアウトプット、インプットとアウトプット間のフィードバックが重要という二点が伝えたかったです。もし、説明がわかりにくかったりもっと掘り下げて欲しいなどの要望がありましたら、気軽にコメントに書き込んでください!
今回インプットとアウトプットの黄金比についても書こうと思ったのですが、時間と文章量の関係から次回に延期することにしました。申し訳ありません。
(参考画像)
https://atsueigo.com/forgettingcurve/
【中国語勉強法】心理学を応用した短期間で劇的に変わる勉強方法
短期間で上達するための正しい勉強法
「教科書を読んで勉強したけれど、テストになると解けない」
「勉強して学んだ単語や文法を使いこなして会話ができない」
こんな経験をしたことはありませんか?
このようになる理由の一つに適切なアウトプットが出来ていないというものがあります。しかし、これは少し意識し行動するだけで劇的に変えることができます。
3分間以下の文章を読むことで、あなたは正しい学びを身につける考え方を手に入れることができます。
アウトプットとは
そもそもアウトプットとは何なのでしょうか。
インプットとは脳の中に情報を入れる、入力すること。アウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に出力することです。
勉強においては、読む・聞くがインプット、話す・書くがアウトプットです。
ブログを読むのがインプット、その感想を友達に話したり、自分でブログを書くのがアウトプットになります。
先ほど挙げた二つの経験例は、インプットをすることはしているが、適切なアウトプットが出来ていない例です。つまり、正しいアウトプット方法を身につけることができれば、あなたの学びに劇的な変化が生じることでしょう。
それを話す前にまずは、アウトプットができると何が良いのかについて述べていきます。
アウトプットができるようになると
学んだことを結果につなげることができるようになります。
読む・聞くといったインプットだけを続けていても成績は上がりません。
スピードラーニングが良い例かもしれません。
これを意図なく続けて学習効果を実感した方は多くないと思います。また、やったことない人はその理由として、聞くだけなんて話がうますぎると思うからではないでしょうか。
実際その通りで、聞くだけのトレーニングや、テキストを読み込むだけの暗記法は効果が高いとは言えません。
ですので、参考書を読んで理解したような気になったり、聞くだけのトレーニングはやめましょう。
では、アウトプット方法は、どのようにして身につければ良いでしょうか。
脳科学的に一番効率の良いアウトプット
インプットは読む・聞く、アウトプットは話す・書くということは分かったがイマイチまだピンときていない人もいると思います。
インプットとアウトプット、最大の違いは、アウトプットは運動であるという点です。
アウトプットをする際、人は運動神経を使って筋肉を動かしています。手の筋肉を動かして「書く」、口や喉の周りの筋肉を使い「話す」、全身の筋肉を使って「行動する」。いずれも運動神経と筋肉を使っています。
このような運動神経を伴った記憶の仕方を、運動性記憶と言います。
この運動性記憶は、脳に定着しやすく、長期記憶になりやすい性質があります。
長い間自転車に乗らなかったり、泳いでいなくても人はそう簡単に乗り方、泳ぎ方を忘れることはありません。これには運動性記憶が関係しているのです。
教科書を読んで覚える単純な暗記は、覚えにくく、忘れやすいです。
書いて覚える、声に出して覚える、と少しの工夫をすることで、単純な記憶作業が運動性記憶になり、長期記憶につながるのです。
まとめ(次回予告)
長くなりすぎそうなので、何度かに分けて投稿していこうと思います。次回は、インプット、アウトプットの黄金比と効率の良いアウトプット方法に関してです!
またこのブログでは、いくつかの参考図書を掲載しますが商用目的ではありません。このブログ自体も、少しでも誰かのためになれば良いなと思って始めたものなので、アフェリエイトなどは一切つけていません。
(参考図書)樺沢紫苑(2018),「学びを結果に変えるアウトプット大全」
【0から始める中国語】台湾留学3ヶ月でどれほど話せるようになるのか。
台湾留学中の経過報告
台湾に留学を初めて3ヶ月が経ちました。繁体字どころか簡体字もまともに勉強したことのない0からのスタートだった中国語が、この3ヶ月で実際にどれくらい上達したのかを話したいと思います。
全く中国語に自信のない、勉強したことの無い人が留学生活を通してどこまで話せるようになるのかという事をありのまま伝えていきます。
ちなみに今月から月ごとの経過報告をしていきたいと思います。
長くなりますが、自分なりに大切だと思うことをたくさん詰め込んでいるので、ぜひ呼んでください!!
単刀直入に中国語上達度
まずは、中国語ががどれほど上達したかですが、これは話す・書く・読む・聞くというスキルごとに大きく異なっています。
話す→自分の伝えたい事がゆっくり、簡略化してならある程度使えることができる。
※主に日常会話(どこに行きたいか、何をしたいか、何を食べたいか、日本と比べて台湾はこうだ、若者言葉)
やはりはじめに覚えるのは、生きる上で不可欠な日常生活に関する会話です。毎日起こりうることなので繰り返し使う中で定着しました。
書く→中国語は日本語や英語と比べると文法が簡単な印象があります。
(まだ難しい事をやってないだけかもしれません)
語順や単語を型通りに覚えれば比較的簡単に文章を書くことができるようになります。ただし、物語のような接続詞やニュアンス、流れが大事になってくる長文はできません。
読む→日本人の特権である漢字が有利!
漢字を幼少期から勉強している日本人にとってはとっつきやすい読むことですが、さらに台湾にいるメリットがあります。それは繁体字で表記されていることです。
日本の漢字は簡略化されている北京語よりも繁体字の方が似ています。読み方を知らなくても意味を推測し、読める文章がたくさんあるのです。
聞く→これが一番難しいです!全然できてないです(>_<)
中国語を学ぶ上で大きな関門である声調、話す時よりも聞くときのほうが判別に困ります。語学学校の先生は自分たちが習った文法や単語を使って丁寧に話してくれるので伝わるのですが、ひとたび外に出ると文法をきちんと使ってくれる人、ゆっくり話してくれる人は少ないです!(店員さんなど)
日本語で置き換えるとわかりやすいのですが、「今日は暑いですね」という文章も「今日暑くね」と言ったり、「電子レンジで温めますか」も「チンする?」と言ったりします。
ですので、勉強した文法や単語を日常生活に当てはめる際に、話すときには相手が理解してくれるので伝わるが、聞くときは役に立たず聞き取れないことがあるのです。
上達度を定量的に測ることは難しいのですが、読む>書く>話す>聞くの順で上達しています。
(来週TOCFLを受けるので、その結果で具体化できるとは思います)
どのように勉強しているか
大きく分けて3つです。
自習・語学学校・サークル活動です。
自習
まず、自習についてですが、生活をしている中で分からない単語に遭遇した際にGoogle翻訳やpleco【最低限これは必要!】台湾留学中の勉強、日常生活で使える無料アプリ8選 - 台湾留学記〜0から始める中国語〜などを使って調べ、ノートに記録しています。(3ヶ月でノート2冊目に突入しています。)
他には、TOCFLに向けて文法やリスニングの練習や単語帳での学習をしています。
自習では文法力や語彙力を増やすなど、インプットに力を入れています。
語学学校
週に2回、一回3時間ほど語学学校で勉強しています。語学学校の良いところは、アウトプットの練習が気軽にできることです。
覚えた単語や文法を聞く・話す機会がたくさん与えられます。これにより自習よりも圧倒的に定着率が高いです。
また、同じレベルの人たちと授業を受けることができるのもメリットの一つです。一人で勉強するよりも互いに教え合うことや、ともに努力する人がいる環境はモチベーション持続につながります。(ただし、注意点が1つ!後述します)
サークル活動
現在私は、留学先でダンスサークルの所属しています。日本の大学でダンスをしていたこともあり、台湾に来てすぐに(全く話せない状態)でサークルに入りました。
メリットが3つあります。
一つは、語学学校と同じようにアウトプットの練習に最適であることです。授業で習わないが台湾人が好んで使うフレーズなどを覚えられます。
二つ目は、ストレス発散になることです。留学中は誰しも少なからずストレスを感じることがあると思います。そのため自分の好きなことをする時間はストレス軽減に大変重要です。
三つ目は、貴重な台湾人との関わる機会が生まれるということです。留学中、意外と台湾人と関わる機会は少ないです。授業で仲良くなる台湾人も数人程度であるし、毎日会うわけではありません。また語学学校には台湾人はいないため、毎日関わるのはせいぜい店員さんくらいであると言えます。そのため、好きなことを共有できる友達を作る上でサークル活動は意義があります。
1〜2ヶ月目と3ヶ月目の違い
自分が思う上達度の推移に関してですが、全く勉強していこなかったため1〜2ヶ月目は上達が等比的なほどでありました。勉強すればするほど上達したため楽しく学び続けられました。
しかし、それも長くは続きません。3ヶ月目あたりになり上達度合いが緩やかになってきました。流暢に話すこともできないし、聞き取れないし、なんのために中国語を勉強しているんだろうとまで思いました。
自分のモチベーション維持はとても大変なことだと思います。
もし、勉強することがしんどくなってしまった時の対処方法は3つあります。
1勉強しない、休みたいときは徹底的に休む。
2日本人に相談する、話を聞いてもらうことで自分の気持ちが整理されます。
3目標を細分化する、例えば、山を登る時、一合目まで行ったら二合目を目標に、と近くの目標を一つずつ達成することで最終的には登頂することができます。勉強もそれと同じで、中国語を話せるようになるという大きな目標の前に、来週のテストで良い点を取る、HSKやTOCFLで何級に合格する、というような短期の目標を設定し、一歩一歩進んでいく方法が効果的です。
また、定量的に見えない語学力を見える化するテストというツールは、自分の実力を数値化するのに最適です。
具体的な数値の方がモチベーション維持に適している傾向があることは心理学において数々の研究がなされています。
これから留学する人へのアドバイス
一番声を大にして言いたいことは、留学する前にある程度勉強した方がいいということです。先ほど語学学校の欄で書いた懸念がこれに関してです。
語学学校のみを毎日行く人は問題ないのですが、交換留学先の学校に行きながら週2日程度でしか行かない人にとっては大問題です!
語学学校の授業は丁寧な反面、進度が遅いのが特徴です。なので、全く勉強していかないと、発音の仕方や漢字の書き方から教わることになり、大幅なタイムロスにつながります。
これは私の後悔する点であるので、ぜひ反面教師にしていただきたいです!
まとめ
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。今回は経過報告ということで、現状を簡単に書かせていただきましたが、「心理学を使った中国語の効果的な勉強法」など、より深掘りした記事を書いていきたいと思います。アドバイスなど気軽にしてください。もしいいなと思ってくださったならブックマークやスターをつけてくださると、頑張れます!!よろしくお願いいたします。
【台湾旅行】これで完璧!台北おすすめスポット&使える会話例文集
台北旅行オススメスポット&使える会話例(旅行者用)
台湾は日本からも近く、日本人が気軽に行くことの出来る
海外旅行先の一つであると言えます!
特に台北は便利で、
美味しいものもたくさんあり、
2泊3日くらいである程度の観光要所を巡ることが出来るため
旅行に適しています。
今回はそんな旅行者に最大限台湾を楽しんでもらえるように、
台北のオススメ観光スポットと役立つ会話例文を紹介したいと思います!
準備編
・Google翻訳のアプリが便利!
手書き入力ができるからわからない漢字を調べられる!
他にも台灣旅行の際に役立つアプリはこちらで紹介しています。
・台湾は暑い!
日本よりも暑いので行く前に天気予報を調べるべきです。
また比較的雨の日が多いので折りたたみ傘は持っていくのがベター。
・夜市や観光地のお店など意外とカードが使えないことが多いので、
2泊3日で最低限一人1万円くらい(主観)は変えておくのがいいと思います。
また、空港から出る前に両替をしておくのが良いです。
両替についてはこちらの記事を参考にするとわかりやすいです!
love-super-travel.net
・コンビニ、電車、バスで使える悠遊卡(ヨウヨウカー)を買うと便利!
<購入費100元と100元のチャージが必要>
買い方はこちら!
・MRTは安く、台北市内の観光地だと各15-30元くらいです。(50円-100円)
・ちなみに台湾元から日本円への換算は3.5倍で計算しましょう!
移動編
・MRTは安いし便利!台湾の路線図アプリ(前述のURL参照)を
あらかじめダウンロードしておくと迷いません。
・桃園空港から台北車站まではMRT(紫色の線だった気がします)で約30分。
・クレジットカードがあれば乗り捨て可能な自転車が借りられます。(YouBike)
・タクシーは初乗り約250円!
日本より安いので歩くのが疲れたら使うと喧嘩になりません。
〜タクシー乗り方〜
・タクシーの止め方は日本と同じ、後ろのドアを自分で開けて入ります。
你好。我們想去〇〇。(ニーハオ、ウォメン シャン チー〇〇)
私たちは〇〇へ行きたいです。
書いてある地名を見せるのが確実です。
シートベルトはつけないと罰金らしいのですが運転手は言ってはくれません。
〜おすすめスポット〜
(線の色は電車の線の色と対応しています)
1中正記念堂(ジョンジャンジーニエンタン)
蒋介石を祀った記念堂で毎正時には衛兵の交代式が行われます。
台北駅からのアクセスが良く、近くに美味しいご飯屋(後述)や二二八和平公園(観光地ですがそんなにオススメではない)もあります。
2台北101
観光ブックにはショッピングも楽しめるみたいに書いてあるがそれは嘘、
ブランド物の高い店しかない。
日中は曇っていることも多いので、展望台の景色は夜がオススメです。
なお、チケット売り場は5階にあり日本語が通じるスタッフがいます。
3龍山寺(ロンシャンスー)
台北最古のお寺で、故宮博物館や中正紀念堂などと並ぶ台北の一大観光名所です。付近に占い横丁もあります。(地下道路みたいなところ)当たると噂で日本語も通じるところが多いみたいなので、旅の思い出に行ってみるのはどうでしょう。
また似たようなスポットに行天宮(シンティエンゴン)があります。
4士林夜市(シーリンイエシー)
台湾は夜市が有名ですが、おいしい屋台がたくさんある台湾随一の夜市がこちらです。(行天宮から比較的行きやすいです)
オススメは、香鶏排(巨大フライドチキン)と、 碳烤杏鮑菰(エリンギ焼き)。
どっちも一人分には多い量なのでシェアするのが良いと思います。
5淡水(タンスイ)
台北市内からはわずか40分でアクセス可能です。(MRT赤の線の終点)
夕方に行くと台湾1綺麗な夕日が見る事ができます。見どころ&グルメスポットも満載です!晴れていたら必見!
6九份(ジョウフェン)
台湾と言えばここを想像する方が多いと思います!
台北市内からちょっと距離があることが難点ですが、千と千尋の神隠しのイメージにもなっている台湾屈指の観光スポットです。老街での食べ歩きやインスタ映え写真を撮るなど、多種多様な楽しみ方があります。
7 西門町(シーメンティン)
台湾の原宿的なスポット!これと言って特筆すべきところはないが、台北の雰囲気を感じるにはいい場所だと思います。オススメのご飯屋あり。(後述)
食事編
1.魯肉飯/滷肉飯(ルーローファン)
金峰魯肉飯 / ジンフォンルーロウファン (トリップアドバイザー提供)
豚の角煮丼的な味、中正記念堂の近くに有名な金峰魯肉飯(チンフォンルーロウファン)がある、混んでいるのでお昼時は避けたほうがいいです。なお基本飲み物は持参。ちなみにこの前食べたのですが、ガイドブックに載っている割には普通でした。西門町の天天利美食坊のほうがオススメです!
2. 鼎泰豊(ディンタイフォン)
ミシュラン星1を持っており世界10大レストランにも選ばれている小籠包のお店です。本店はMRT東門(ドンメン)駅からすぐ近くにあり、受付で番号と注文表をもらって並びます。日本語も通じて注文も簡単です。ただ人気なだけあり、平日14時でも30分くらいは待つので注意が必要。
待っている間に永康街(ヨンカンジエ)を散策するのが良いでしょう。タピオカミルクティーや果物ジュース、かき氷、天津蔥抓餅(ティエンジンツォンジャオビン)が有名どころです。
―食べ物の頼み方―
・屋台など大体はメニューに金額が書いてあるので、
「我要一個〇〇」(ウォ ヤオ イーガ 〇〇) 私は〇〇が一個欲しい。
数は、(1=イー 2=アル3=サン4=スー5=ウー6=リャウ7=チー8=パー9=ジョウ10=シー)
・持ち帰りか店内か聞かれることもあるので、内用(ネイヨン)=店内か外帯(ワイタイ)=持ち帰りで答える。
「請買單」(チンマイダン)=お会計お願いします
―珠珠奶茶(ジェンジュナイチャ)=タピオカミルクティーの頼み方―
<大きいタピオカはボーバーナイチャ>
「我要二杯珠珠奶茶」(ウォ ヤオ リャン ベイ ジェンジュナイチャ)
タピオカミルクティー二杯ください。
・サイズは大(ダー)か中(ゾン)、中でも大きいです。
「甜度冰塊?」(ティエンドゥービンクァイ)甘さと氷の量は?と聞かれる。
甘さは半糖50%(バンタン)や微糖30%(ウェイタン)がオススメ。
氷の量、通常=ゼンツァンビン、すくなめ=サオビン
袋ください=ウォ ヤオ ダイズ
・50嵐(ウーシーラン)・陳三鼎(チェンサンディン:ここはタピオカ自体が甘いから甘さ聞かれない) がオススメです。
・もし甘い飲み物がそんな好きじゃないなら、一芳(イーファン)の水果茶(シュエイグオチャー)もオススメです!
まとめ
台湾のオススメスポットや食事に関してざっくりとまとめてみました!しかし、書いていてまだまだ伝えたり魅力がたくさんあるので、機会があればよりミクロにフォーカスした(オススメタピオカランキングなど)記事を書きたいと思います。
この記事は、台湾旅行に来る友達のために書いていたものをどうせなら色んな人に知ってもらいたいとブログにしました。誤字脱字等ありましたらすみません。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございました!
それでは!